インナーウェイト工法

特徴

路面を掘削しない!環境にやさしい工法!
マンホールの重量化により浮上を防止します

インナーウェイト工法の適用範囲

  • 既設・新設の組立マンホールおよび現場打ちマンホール
  • 適用内径は、インナーブロック設置後に750mm以上の既設・新設マンホール

施工方法

液状化現象とマンホール浮上のメカニズム

一般に、地下水を含んだ砂質地盤に強い地震動が働くことで、砂の粒子間の過剰間隙水圧の発生により、砂が流動化し、砂粒子間の摩擦がなくなり、砂粒子が水の中を漂う状態、いわゆる流体化することにより、見掛け比重の軽いマンホールが浮上する要因となります。

マンホール浮上防止対策

新潟県中越地震発生後、平成16年11月に国土交通省下水道地震対策技術検討委員会より再発防止を考慮し、本復旧の埋戻しに当たっての3つ提言として、埋戻し土を締固め度90%以上に締固める、砕石による埋戻し、埋戻し土の固化が技術的緊急提言として発表されました。
一方、施工方法によるもの以外のマンホールの浮上抑制工法として、主に間隙水圧消散工法、重量化工法、アンカー工法が挙げられます。
その中でも、基礎実験の結果、重量化工法による浮上抑制効果が確実な対策工法であると言われています。

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  • 浮上防止マンホール工業会
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